2021年11月20日
手荒れは予防が肝心
こんにちは看護師のSです。空気が冷たく、乾燥しやすい季節になりましたね
寒くなってくると手洗いもお湯を使いたいところですが、高めの温度で手を洗うと皮脂が奪われ、潤いのバリアを壊す原因となります。
※手洗いのポイント
①ぬるま湯で洗う•••32〜35℃ 体温よりも低い温度が適している
②殺菌作用の強い石鹸は使用しない•••手の甲は手の平より皮膚が弱いため、ゴシゴシ擦らず石鹸の泡を乗せるように洗う
③水分をしっかり拭き取る•••手に水分が付いたままだと、水滴が蒸発した時に手の潤いまで一緒に蒸発させてしまう最後はハンドクリームで保湿を忘れずに
保湿は回数多めに塗りましょう
荒れてしまった手には保湿だけでは治りません
症状に応じて、ステロイドの外用薬、ステロイドのテープ剤、保湿もクリーム、軟膏など処方致しますまた塗り方、回数も重要なので、診察時に説明させて頂きます
日々のケアで、皮膚のバリア機能低下を防ぎましょう