ブログ|習志野市の奏の杜すずらん皮膚科|津田沼駅南口徒歩8分

巻き爪矯正 

巻き爪矯正のセミナーに行ってきました。

巻き爪というのは、爪のはしっこが巻き込んで皮膚に食い込んだり化膿したりするもので、一度なると食い込んだ爪を短く切ってしまって悪循環になりやすく、それはそれはとーっても痛いんです。ひどくなると靴を履いて歩くこともできないですし、布団が触れただけでも涙が出るほど痛い…なんてことも。

爪が全く巻いてない場合でも、深爪がきっかけで、喰いこむようになることもあります。(陥入爪という状態)

巻き爪や陥入爪で悩んでいる方は本当にたくさんいらっしゃいます。

以前は外科的な処置で、食い込んでいる爪を取り除く治療法がよく行われていましたが、爪の幅が狭くなって見た目が悪くなってしまうことや、術後もしばらく軟膏やガーゼ保護が必要なことなどから、最近では爪の形を矯正する治療がメインになってきています。

爪矯正はワイヤーを使うものや特殊なプレートで固定するものなど色々なタイプのものがありますが、今回受講したのは、比較的矯正力が強い3TO(VHO)という種類の矯正です。

こんな形のワイヤーを爪の形に合わせて加工し、爪の両端に引っ掛けて、器具で巻き上げてから樹脂で固定します。

午前中ドイツからいらしたペルスター先生の講義を受けて、午後はいよいよ実技です。2人でペアになり、お互いの足に実際に施術をしました。

注) 私の足です(^_^;)

なんだか痛そうに見えますが(わたしもやるまでは痛いんじゃないかと疑ってました…)じつは全く痛みはありません。もちろん血も出ません。

患者さんの気持ちを知るため、5日間ワイヤーを入れたままにしていますが、普段はワイヤーが入っていることを忘れるくらい何ともないし、マチワイヤー法ではありがちなストッキングや靴下にひっかけることもありません!

コレいいですね〜♪

3〜4ヶ月ごとに入れ替えが必要で平均14ヶ月ほどかけて爪を矯正していきます。

時間をかけて矯正するのは、歯列矯正などと同じですね。

開業後はメニューのひとつに加わりますので、興味がある方はお問い合わせください。

 

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