2016年6月4日
多汗症治療
汗ばむ時期になってきました。
ワキや手足の汗でお困りの方に!
当院では汗どめ液として、「塩化アルミニウムローション」を扱っています。
手、足、ワキなど汗が気になる部位に、毎日塗ることで徐々に汗の量が減っていきます。
塩化アルミニウムローションは50㎖で1000円です。
また当院では「重度の原発性腋窩多汗症」のボトックス局注療法も行っています。
こちらは近年、保険適応となった治療法です。
日本人では6%の方がワキ汗で悩んでいるといわれています。
わたしも汗っかきな方なので夏は意識的に汗ジミの色が気にならない服を選ぶようにしていますね・・・
服の汗ジミで人目が気になる、汗のにおいが気になる、緊張すると余計に汗をかいてしまう、制汗剤を使用しても効果がない、などなど・・・ 本当によくわかります。
このようにワキの汗によって、日常生活に支障をきたしていると感じる場合、「重度の原発性腋窩多汗症」と診断されます。
治療はわきの下に数か所、ボトックスの注射をするのですが(痛みを最小限にするため、十分冷やしたうえで、細い針で行います)
通常効果は2~3日後よりあらわれ始め、数か月持続します。
効果には個人差がありますが、汗が気にになり始めた初夏に1度治療を受けることで、1年にわたり発汗を抑制し快適に過ごすことも可能です。
保険適応で薬代が28000円くらいです。
ボトックスは高価なお薬ですので、初回の診察後に薬を発注し、治療は予約制です。
基本的には予約後のキャンセルはできません。(日程の変更は可)
ご不明な点はお問合せください。