奏の杜すずらん皮膚科の院長です。
7/7〜16まで私がコロナに感染し、クリニックをお休みすることになりました。10日間の健康観察期間が終了し、7/19(火)より診療を再開しました。
最初の症状は7/6(水)の夜、いつも通りお風呂に入って、子供達を寝かしつけると、普段とは違うだるさがありました。といっても、倦怠感とは言えない程度のもので気にしてませんでした。夏バテかな?と思い、いつもより早めに寝ることにしました。
明け方、いつものように、トイレに行きたくなり目覚めて起き上がると、股関節と腰が痛いことに気が付きます。
なんか変だ、いつもと何かが違うことが気になり、翌朝クリニックに常備してあるコロナ検査キットでセルフ検査すると、ほんの数秒でくっきりと陽性のラインが出ていました。
まさか!という思いと、やっぱり…という気持ちが交差し、これからの診療のことを考え、頭が真っ白になりました。
数分間放心状態でぼーっと立ち尽くした後、
バタバタとスタッフや家族に業務連絡をおこないました。
オペや処置の予約を入れていた患者様、急な予定変更、キャンセルをお願いすることになり、本当に申し訳ございませんでした。
そろそろ薬がなくなりそうで、受診したいなと思っていた患者様、お役に立てずに申し訳ございませんでした。
また患者さんへの連絡など、連携して行ってくれたスタッフみんなありがとう。
倦怠感と関節痛から始まった私の症状ですが、
その後5日間は強烈な喉の痛みに苦しめられました。
今まで経験したことのない咽頭痛で、針で刺されるような、焼けるような、全てのやる気を失わせるのに十分な痛みでした。
唾液すら飲み込めず、ティッシュに出していたくらいです。
ただ熱は微熱と呼べるかも分からないくらい(一番高くて37.1℃)でしたし、軽症の類だとは思いますが、あの喉の痛みはやはり普通の風邪とは違いました。もう二度とかかりたくない、というのが本音です。
今は、体調は回復し、喉の痛みも消えました。ただ喉の炎症がまだ残っているのか、声が出にくい感じが多少あります。
7/19(火)より診察を再開しましたが、たくさん声を出すことに自信がなく、いつもの6割程度に受付人数を制限させていただきました。
多くの患者様が来院されたため、予想よりも早い時間に受付終了となりましたことを、心よりお詫びいたします。
7/21(木)からは通常どおりの診療体制を予定しています。
今回の私の感染でご迷惑をおかけした患者様、申し訳ございませんでした。
院長不在のクリニックを支えてくれたスタッフ、
臨時で患者さんの診察をしてくれた、非常勤の安部先生、朝蔭先生、
自己隔離に協力してくれた家族、
に感謝の気持ちを伝えたいです。
ありがとうございました。
ちなみに、よく言われていることですが、感染ルートは全く心当たりがありません。
最近の行動範囲は、家とクリニックに限られ、自宅以外は常にマスクをしていました。
家族にも感染者はいませんでした。
BA5、やはり感染力強いものと思われます。
皆様もどうぞお気をつけください。
院長