ブログ|習志野市の奏の杜すずらん皮膚科|津田沼駅南口徒歩8分

やけど処置 

看護師のYです

今回はやけどの応急処置についての説明です。
ご自宅等でやけどをした時は、以下の手順に倣って処置を行ってください。

①やけどをしたらすぐに流水で数分間冷やします。

②皮膚に食品や衣服がついてる場合は無理にはがそうとせず、上から水を流しながら、ふやかして取るようにしてください。また、水疱になってもつぶさず、できる限り皮膚を傷つけないことが大切です。

③石鹸の泡を軽くのせて、菌や汚れを泡で洗い流します。消毒剤は正常な皮膚細胞を傷つけしまいますので、不要です!!!

④ワセリン、ガーゼ、包帯、紙テープ、ヘラを用意します。

⑤ガーゼにワセリンを2mmくらいの厚さで塗ります。

 

⑥患部にワセリンを塗ったガーゼをのせます。

 

⑦包帯を巻き、紙テープでとめます。

ガーゼは毎日交換が必要です。入浴前にはずして、石鹸の泡でなでるように優しく洗い、軽くおさえ拭きで水気を取ってから、ワセリン処置をおこなってください。

また、Ⅰ度のやけど(皮膚が赤くなる程度)であれば応急処置で治りますが、Ⅱ度以上(水膨れを生じる中間の深さのやけど)は、専門医の判断が必要です。やけどの跡をきれいに治すためにも、応急処置後に専門医の受診をお勧めします。

今年も終わりに近づいていますね、コロナウイルスの影響で不自由な生活が続いていますが、体調管理に気を付けて頂き、よい年をお迎えください。

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