ブログ|習志野市の奏の杜すずらん皮膚科|津田沼駅南口徒歩8分

ルパフィン発売記念講演会 

先週の土曜日になりますが

新しい抗アレルギー剤

ルパフィン

の発売記念講演会に出席してきました。

 

ホテルの会場を貸し切って

皮膚科領域だけでなく、耳鼻科や内科のドクターが全国から出席されていました。

ルパフィンへの期待がうかがえます。

 

抗アレルギー剤とは

蕁麻疹、皮膚疾患に伴うかゆみ、アレルギー性鼻炎(花粉症)などに処方する内服薬のことです。

すでに多くの患者さんにすでに処方していますが、治療効果も良好です。

 

 

ルパフィン錠の特徴は、

①『抗PAF作用』と、『抗ヒスタミン作用』を併せ持つ

PAFとは、血小板活性化因子のことで、アレルギー疾患の病態に深く関与しています。

ルパフィンは、抗ヒスタミン作用だけでなく、抗PAF作用も併せ持つことで、さらに強力な効果を発揮すると思われます。

②速やかに効果を発揮し、持続性がある

ルパフィンは効果が現れるまでの時間が短時間で、その後も持続して効果が続きます。

③倍量投与が可能

効果が不十分な場合、1日2錠(倍量)へ増量できます。

 

この1年の短い間に

ビラノア、デザレックス、ルパフィンと新しい抗アレルギー剤が次々に発売されました。

どのお薬も、効果が高く安全性が高いため、患者さんにおすすめできるものです。

ただ、抗アレルギー剤の効き方、眠気の有無などは個人差が大きく、ひとそれぞれ違います。

これまでに発売されていた抗アレルギー剤(アレグラ、アレロック、アレジオン、タリオン、エバステル、ジルテック、クラリチン、ザイザル、、、)どれもそれぞれに良い薬です。

また内服のしやすさ(1日1回なのか2回なのか、食後?食前?いつでもいいのか)も

あたりまえですが患者さんによってい違います。

診察をしながら、患者さんの希望を聞き、それぞれに合ったものを選ぶようにしています。

いずれにしても新薬の発売で、治療の選択肢が広がることはいいことですね。

 

 

 

 

 

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