習志野市の奏の杜すずらん皮膚科|津田沼駅南口徒歩8分 湿疹 かゆみ かぶれ

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一般皮膚科

一般皮膚科について

頭のてっぺんから足の先まで、器具を使わずに目で見えるところはすべて皮膚科の診療範囲です。また皮膚以外にも髪、爪、毛などの皮膚付属器も皮膚科で扱います。

院長は2002年に医師免許を取得してから、5年目で皮膚科専門医資格を取得し、20年以上皮膚科診療に携わっています。皮膚科専門医の立場から、正確な診断とエビデンスに基づいた治療をするように日々心掛けています。

当院は美容皮膚科も掲げていますが、診療のメインは通常保険診療です。地域柄、こどもをみる機会が多く、小児皮膚科も標ぼうしています。

また困った時にすぐに受診できるよう、当日の順番をインターネットで取ることができる順番予約システムを取り入れています。アトピーや蕁麻疹など定期的な通院が必要な皮膚疾患もありますが、突発的な症状においては、症状が改善すれば再診する必要はありません。

また継続治療が必要ないぼ治療は、いぼ優先外来(火・木午後、いぼの再診のみ順番予約なく受付可)を設け、患者様がより通院しやすい工夫をしています。

エキシマライト治療、やけどやけがの処置、外科手術、舌下免疫療法の初回、アトピーのデュピクセント治療などは完全予約制としており、患者様が無理なく治療を継続できるよう配慮しています。

土曜日は非常に混み合うことから、当日インターネットにて順番を取られた方のみ受診が可能です。

主な皮膚の病気

湿疹・かぶれ

湿疹のイメージ

皮膚科を受診される患者様にとても多く見られる疾患です。ブツブツや小さな水泡、赤みなどが混ざって現れ、かゆみも伴います。直接の接触などの原因があって湿疹が起こるものを接触皮膚炎と呼びます。原因の特定には、皮膚の所見をとることはもちろん、細かな病歴を確認することも大切ですが、原因がはっきりしないことも多くあります。
現在、予約検査のパッチテストは金属(16種類)のみ行っています。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎のイメージ

アトピー性皮膚炎は、繰り返す慢性の湿疹と皮膚の乾燥が特徴的な皮膚疾患です。
近年生物的製剤のような新しい治療薬が治療の選択肢に加わり、重度のアトピーの方でも劇的によい状態にコントロールすることができるようになりました。
しかしながら、保湿剤やステロイド外用剤を中心とした外用療法、抗アレルギー剤の内服療法などは現在でも治療のベースになるものです。

当院では日本皮膚科学会のガイドラインに基づき、ステロイド外用剤、保湿剤を主要な薬としてアトピーの治療に使用します。
また

  • コレクチム軟膏
  • プロトピック軟膏
  • モイゼルト軟膏
  • ブイタマークリーム

のような近年開発された非ステロイド剤も積極的に使用します。
ステロイドのランクの見極め方、非ステロイド剤の使用法や選択は、皮膚科専門医としての経験が重要だと考えます。患者様それぞれの状態とその季節、生活習慣なども考えて処方を随時アップデートするようにしています。

ステロイドの副作用が気になる方もいらっしゃるかと思いますが、皮膚科専門医が皮膚状態を確認して、適切なステロイドの強さや使用量を決めている場合は、安心していただいて大丈夫だと考えます。しかし皮膚科以外の診療科でアトピーに対し漫然とステロイド外用剤が処方され、顔面しゅさや、口囲皮膚炎、マラセチア毛包炎、体部白癬やカンジダなどで「悪化している」と当院を受診されるケースもあります。そのような「ステロイドの副作用」が心配な場合は当院を受診していただきたいと思います。

当院は、中等度~重度のアトピー性皮膚炎の治療として注射薬「デュピクセント」による治療を行っています。当院ではデュピクセントによる治療を小児から大人まで累計87名(うち小児が23名)の方に行っています(2025年12月現在)。ほぼ全例で皮疹が改善しており、副作用が少なく、非常に有効な治療法です。高額な治療薬ですが、デュピクセントの治療は18歳までは子供医療費助成制度の範囲内です。小児期にアトピーや目にみえる皮膚症状があることで、勉強に集中できない、睡眠不足、友人関係への影響など心身の成長の妨げになることがあります。そのため経済的な負担がない小児期でのデュピクセントの導入が非常に重要かと思います。

デュピクセントを希望される方はまずは診察にお越しください。一度診察が必要なため、初回は投与できません。またデュピクセント導入にあたり、6か月以上の皮膚科治療(ステロイド外用剤など)を行っていることが前提となります。最近治療を行っていない方は、まずは通常治療から始めることになります。

*他院でデュピクセントを導入済の方
すでに自己注射をされている方は、診察の上問題なければ初診時よりデュピクセントの処方が可能です。その際、デュピクセント導入時のスコアが必要なため、前医からの紹介状を必ずご用意ください(紹介状に必要な項目:IGAスコア、EASIスコア、対表面積にしめる病変割合%)。

デュピクセントは成人で2週間ごとの接種を行いますが、より半減期が長く4週ごとの接種も可能な「イブグリース」の導入も行っています。

じんましん

イメージ

かゆみの強い、丸っぽい形をしたわずかに盛り上がった腫れ(膨疹)が数分~24時間以内にできて消えていく皮膚疾患をじんましんと言い、4週間以内に治るものを急性じんましん、それ以上続くものを慢性じんましんと言います。慢性じんましんでは原因が特定できないことが普通です。

じんましんの原因を血液検査で特定することは通常できません。じんましんの治療には抗アレルギー剤の内服が必須です。数ある抗アレルギー剤の内服薬を(1種類~数種類)を患者様によって使い分けています。抗アレルギー薬の細かな使い分けは皮膚科医としての経験によるところが大きいです。当院には難治性じんましんの患者様が多く受診されています。じんましんの治療で大切なことは、薬の内服を自己判断で中断しないこと、ストレスや疲れ、寒暖差、皮膚の圧迫など悪化因子をさける、何よりあきらめないことです。呼吸苦やアナフィラキシー症状などを伴う重症じんましんでは、大学病院などに紹介させていただきます。

ニキビ(尋常性ざ瘡)

ニキビ(尋常性ざ瘡)のイメージ

ニキビの原因は皮脂の過剰な分泌と毛穴の詰まりです。最近ではニキビ発症時期が低年齢化しており女子で9~10歳ころから、男子で11~12歳ころより見られるようになっています。過剰に分泌された皮脂が毛穴に溜まり、面皰(めんぽう、白ニキビ)という状態になります。細菌が感染して赤く炎症を起こしたり膿をもったり(膿疱)する前の、白ニキビの状態で治療を開始することが重要です。

ニキビ治療薬

小学生まで
細菌(アクネ菌)の増殖を抑える・・・アクアチム、ダラシン、ゼビアックス
ピーリング作用と殺菌作用・・・ベピオウオッシュゲル
中学生以降
ベピオゲル、ベピオローション、ディフェリンゲル、デュアック、エピデュオゲル

ニキビの治療薬は外用方法によって効果が変わります。間違った塗り方をしていると、薬を使っていても効果不十分となってしまいます。 また日々のスキンケアの内容もニキビへの影響が大きいため、治療法だけでなくスキンケアについても丁寧に説明しています。他院で外用剤を長期間使用しても治らないとおっしゃる患者様も、当院で同じ薬を使用し、塗り方やスキンケアを正しく行うことで改善することがしばしばあります。

大人のニキビは、ホルモンバランスの乱れ、睡眠不足、紫外線、ストレスや生活環境など、様々な要因が複雑に絡み合ってできることが多く、あごなどのフェイスラインを中心に再発を繰り返し治りにくいのが特徴です。治療にあたっては、ニキビの種類と重症度を判断し、上記の外用薬、内服薬(抗生物質、ビタミン剤、漢方薬など)などの中から選択します。ピルなどのホルモン剤の処方は行っておりません。

また希望によりピーリング治療、ニキビ跡のポテンツア治療も行っています(自費治療)。

当院では、難治性ニキビの治療として、イソトレチノイン内服を行っています。詳しくはこちらをご覧ください(自費治療)。イソトレチノインは15歳以下の方には処方しておりません。

水虫(白癬)

水虫(白癬)のイメージ

水虫は、白癬菌(はくせんきん)というカビ(真菌)の一種が足の皮膚に入り込んで発症する疾患です。足白癬は趾間型、小水疱型、角質増殖型に分類されます。

足白癬は、「見た目だけ」で診断するものではありません。必ず顕微鏡検査で白癬菌を確認することが必要です。検査は患者様の患部の皮むけ部分や水疱部分から少しだけ採取し、角層を溶解して顕微鏡で確認します。どんな名医でも顕微鏡検査なしに水虫と診断することは不可能です。

検査は比較的簡単ですが、医師側に診断できる能力(白癬菌とまぎらわしいモザイクを見極める能力)が必要です。皮膚科専門医でなければ、顕微鏡をつかっていても正しく診断できていない可能性がありますのでご注意ください。

角質増殖型の足白癬や、爪白癬では1回の治療で偽陰性となることもあります。
当院には爪白癬を疑っても顕微鏡で真菌要素が見つからない場合は、より正確に診断できる抗原検査をご用意しております。いずれの場合も当日結果がわかり、治療をスタートできます。

当院で「足の水虫かも?」と受診された方で本当に「水虫」である方は、半分くらいです。
残り半分は汗疱(汗の腺の湿疹)であることが多いと思います。さらに、安易に市販の外用剤を使用して悪化し、受診されるケースが多々あります。その多くは水虫ではなく汗疱に水虫の薬をぬってしまい、治らないばかりか、かぶれを起こして悪化させていることが多いです。また「市販水虫薬」を外用していると、正確な顕微鏡検査はできません(菌がいたとしても、市販水虫薬で菌はいなくなるので確認できません。市販水虫薬を最低2週間中止し、再診~検査していただくことになります)。

「水虫かも?」と思っても市販水虫薬は使わず受診してください。
もしすでに水虫の薬を使用している場合、2週間外用を中止してから受診してください。

(足白癬を完治させるためには、最低10本以上の外用剤が必要となります。仮に水虫であったとしても市販の水虫薬で白癬を完治させることは困難と考えられます。)

*赤ちゃんや幼児で「水虫かも?」という場合(手足の皮むけなど)は、汗疱であることが多いのですが、ご心配なら受診してください。様子をみて自然になおれば汗疱でしょう。
*まったく皮膚所見がない(皮むけ、水疱、角質増殖がなく)痒みだけの症状では検査できません。
*白癬治療は時間がかかります。しっかり治すために、根気よく続けましょう。

白癬菌治療は患者様の症状やライフスタイル、既往歴、年齢などを考慮して相談の上決めています。

皮膚に症状がとどまっている場合
抗真菌薬の外用が中心となります。
爪白癬
爪用の外用剤(クレナフィン、ルコナック)
抗真菌薬の内服(ネイリン、イトリゾール、ラミシール)

虫刺され

虫刺されといっても、一般的な蚊やダニ、蜂などによるもののほか、さまざまな種類の虫があります。通常、痛みや痒みなどの自覚症状とともに、赤み、腫れ、水疱が出現します。

  • ブヨ吸症(適切に治療しないと長期にわたり痒疹の原因になる。)
  • 毛虫皮膚炎(チャドクガの幼虫の毛に触れ、非常に痒みの強いぶつぶつがでる。)
  • 疥癬(ヒゼンダニが皮膚に寄生しながら周囲に感染していく。必ず治療が必要。)
  • マダニ(ライム病や重症熱性血小板減少症候群の原因になりえる。虫が残っていたら皮膚ごと切除する。内服治療が必要。)
  • ノミ刺症(一般にネコに寄生するネコノミに刺され、下腿に水疱がでる。ネコの駆虫が必要。)
  • トコジラミ(ホテルや住宅内で発生し、近年被害が増えている。確実な殺虫が必要。)

原因が特定できる場合と不明な場合があります。一時的な症状であればステロイド軟膏を短期間外用します。腫れや痒みが強い場合は、抗アレルギー薬を服用します。 症状が繰り返される場合は、原因についても一緒に考えます。

患部を掻き壊すと、とびひや痒疹(痒みのある硬くなった皮膚)、色素沈着を起こすことがあります。掻きこわしを絆創膏や被覆材で密封すると2次感染をおこしやすくなるため避けてください。

巻き爪(陥入爪)

巻き爪(陥入爪)のイメージ

巻き爪とは、足の指にある爪の両端の先端部が、大きく内側に弯曲した状態を言います。爪の両端が食い込んでいるが、弯曲がなければ「陥入爪」として巻き爪とは区別します。巻き爪や陥入爪が進行すると、肉の部分に曲がった爪がどんどん食い込んでいき、炎症を起こして次第に激しい痛みを引き起こすようになります。さらに、曲がった爪に巻き込まれた皮膚が化膿してしまうと痛みで歩くのがつらくなることもあります。

痛みを伴う巻き爪の患者様に対して、当院では、形状記憶合金ワイヤーや巻き爪マイスターを使用する保存療法を行っております(自費治療:完全予約制、初診当日の処置は行っておりません)。
*巻き爪の矯正は時間がかかります。さらに再発することがあります。
*巻き爪があっても痛みがない場合は、爪矯正はおすすめしていません。
*爪周囲に感染や肉芽を伴っている場合は、爪矯正の前に通常の治療を行います。

いぼ(尋常性疣贅)

主に手足にできるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によりできたできものを尋常性疣贅(いぼ)といいます。HPVはさまざまな型があり現在150種類以上の型番に分類されています。手足にできるいぼは、HPV-2、4、7、57などの感染によって発症するできもので、子供の手足によくみられます。裸足でこどもが集まるようなプールや保育園での感染や、家庭内での兄弟感染が多いです。

*ウイルス性いぼの治療には時間がかかるため早期発見が何より重要です。
*みずいぼ(ポックスウイルス感染)とは異なり、免疫ができて自然に治ることはまれです。
*一般にいぼは表面がざらざらとした膨らみとして確認できますが、足底のような体重がかかる部位にできると隆起せずに、魚の目やタコとして判断され診断が遅れてしまうことがあります。特に魚の目とミルメシア(HPV-1型)のいぼは診断が難しく、魚の目として放置されているケースがあります。いぼと魚の目は全くの別疾患です!
*いぼコロリなどの市販薬では逆に悪化させる可能性が高いのでお勧めしません。

いぼの治療としては、液体窒素療法が標準治療です。小さないぼでも1回で治療は難しく複数回の通院が必要です。数年来かけて大きくなってしまった場合は治療も年単位かかることが予想されます。残念ながらHPVに確実に効く外用薬や内服薬はほとんどありません。
*いぼ優先外来をしていると「あと何回くらいで治りますか?」と質問を受けることがあります。子供の手足で、2~3mmくらいまでの小型のもので、さらに2~3個までであれば、3か月~半年で5~10回くらいが一つの目安だと思います。

ただ、いぼの型(ミルメシアは治りにくい)や、できた部位(角層の厚い足底や指先)、治療がしにくい爪の中などは非常に長くかかることがあります。また痛みに弱い患者様で、液体窒素をマイルドに行っている場合はさらに時間がかかります。

当院では2週間ごとの治療を推奨していますが、患者様のご都合で治療を中断してしまって大きくなってしまうこともあります。そのため「どの位で治るか?」とのご質問への回答はケースバイケースであり、上記はひとつの目安となります。

*一度治ったいぼが、再発することがあります。わずかなウイルスの残存は肉眼では確認できないため、治療が終了しても3か月程度は時々患部をチェックし、異常があれば早めに受診してください。
*当院では肉眼だけでなくダーモスコピー(電子拡大鏡)にて、いぼの有無を確認しています。

難治性のいぼに対する治療として、モノクロロ酢酸による治療を行っています。
いぼの大きさや形状により適応にならない場合があります(未就学児には行っていません。子供には足底以外には行いません)。

*当院のいぼ優先外来は一度診断と治療を受けたのち、再診時より利用できます。
*保険診療の規定で前回の治療から最低1週間は空いていないと、液体窒素治療を受けることができません。
*当院ではウイルス性いぼに対する「レーザー治療」「外科的切除」は行っておりません。
*子宮頸がんの原因はHPV-16, 18で手足のいぼとは異なります。
*外陰部にできる尖圭コンジローマ(HPV-6, 11)や青年扁平疣贅(HPV-3,10)のようないぼもあります。
*紫外線や摩擦などの加齢でできる老人性いぼ(顔面や首のいぼ)はHPVの関与はなく感染しません)

やけど

やけどのイメージ

やけどをしたらすぐに、水道水などの流水で15分以上冷やします。
これにより熱による組織損傷が深くなることを防ぐだけでなく、痛みをやわらげることができます。その場合、無理に衣服は脱がず、水道水などの流水を衣服の上から直接かけます。

また、低温(体温より少し高いくらい~60℃くらい)の熱源に長時間触れることで起こるやけどを「低温やけど」といいます。とくに冬季は湯たんぽやあんか、カイロなどによる低温やけどが多くみられます。熱源が低温の場合、長時間触れていても熱さや痛みを感じにくく、やけどが低い温度でゆっくりと進行するため、気づいたときには重症のやけどを負ってしまうことがあります。見た目以上に深いやけどのことが多く、治るのに何ヵ月も掛かったり手術が必要になることもあります。

やけどの応急処置

まずは慌てずに水道水などのきれいな流水で15分以上冷やしてください。これによってやけどがさらに深くなることを防ぎ、痛みを和らげることができます。冷たすぎる水(氷水)や溜めた水を使うのはやめましょう。とにかくよく冷やすことが大原則です。

  1. 水ぶくれをつぶさない。さわらない。やけどを起こした皮膚は、細菌が入りやすくなっています。水ぶくれは天然の保護膜になるのでそのままにしてよいですが、もし破れてしまったら清潔なガーゼをあててください。
  2. 何もつけない。アロエを塗ったり、貼ったり、何の薬かわからないものを塗ったりすることはやめてください。消毒も必要ありません。
  3. できるだけ早く受診してください。水疱ができるやけど(Ⅱ度熱傷以上)では清潔なカーゼやタオルで患部を保護し受診してください。

当院では軟膏や被覆材を用いた湿潤療法にて治療しています。
二次感染がある場合は抗生剤内服を併用します。

たこ・うおのめ

たこ・うおのめのイメージ

たこ(胼胝)やうおのめ(鶏眼)は、足の特定の場所に継続的に圧力がかかって発症します。
たこは皮膚の表面の角質が部分的に肥厚したものですが、うおのめは肥厚した部分にさらに圧がかかって硬くなり、芯をもっているため、歩くたびに刺激されて痛みが走ります。
また、足の裏によくできるのが足底疣贅(そくていゆうぜい)といういぼの一種で、これをうおのめと勘違いすることがあります。しかし、これはいぼウイルス性の腫瘍であり、知らずに削ってかえって患部を広げてしまうことがあります。

足に外反母趾のような変形があると再発しやすいです。股関節の異常や膝の疾患などがあり、歩行が不安定になる場合なども再発しやすいため定期的な通院と処置を行います。痛みがある場合は受診していただき削る処置を行います。

ヘルペス

単純ヘルペスウイルスの感染で起き、顔にできる1型と外陰部や臀部などの下半身にできる2型ウイルスの2種類があり、初感染で口内や外陰部に発疹が生じた時は高熱と激痛が伴います。通常1型の口唇ヘルペスが有名ですが、目のまわり、鼻、乳輪回り、耳、手指など口唇以外に発症します。

単純ヘルペスの治療は、抗ウイルス剤の内服か外用を行います。
*バルトレックス1,000mg/日 5日間
発疹の出る前にチクチクする感じなどの予兆の出ることが多く、早い時点で内服を始めると治りが早まります。ヘルペスウイルスの特徴として、神経節に入って潜伏しているため、薬で完全に体内から除去することはできません。寝不足、疲労、風邪などによって免疫力が下がると増殖し、再発しやすくなります。
*再発性の性器ヘルペスに対し、再発抑制療法を行っています(バルトレックス:1日1回内服)。
*再発性ヘルペスに対し、PIT(ファムビル:1回6錠)あらかじめ処方しておき、初期症状が出てすぐに内服する新しい治療法を行っています。
*ヘルペスの内服薬と外用薬の同時処方は保険で認められていません。
*通常の単純ヘルペスでは1回の処方は5日分までとなります。
*アトピー性皮膚炎の重篤な合併症である「カポジ水痘様発疹症」では、専門医による診断と速やかな治療が必要です。

帯状疱疹

水痘・帯状疱疹ウイルスの感染によって発症するため、水痘を経験した人にのみ起こります。頭部から下肢までの間の片側の一定の神経支配領域に、神経痛様の痛みを伴った小水泡が帯状に生じます。治癒した後も帯状疱疹後疼痛として長い間痛みが残ってしまうことがあります。帯状疱疹は早期に治療を開始することで帯状疱疹後疼痛の発症頻度を減らせます。

治療は抗ウイルス薬(バルトレックス、ファムビル、アメナリーフ)の内服が原則です。決められた量を1週間内服します。通常痛みを伴うますので、痛みに応じて鎮痛剤各種やビタミンB12など併用します(ロキソニン、リリカ、メチコバール、ノイロトロピン、トラムセットなど)。

*顔にできると角膜ヘルペスなどの眼合併症や顔面神経麻痺(ハント症候群)などを起こすことがあります。
*帯状疱疹後の神経痛が強い場合、ペインクリニックを紹介します。
*腎機能障害がある方は抗ウイルス薬の原料が必要な場合があります。
*安易に外用薬(湿疹や虫刺されの薬など)を使用すると悪化するおそれがあります。
*まったく皮疹のない状態で痛みだけがある場合は受診されても帯状疱疹かどうか診断できません。
*ほとんどの場合皮疹のみで診断可能ですが、まれに診断のため迅速診断の検査を行う場合があります。
*帯状疱疹ワクチン(シングリックス、ビケン)は行っておりません。

脂漏性湿疹

皮脂腺の多いところに生じる湿疹で、頭部や顔、胸背部などにできやすいのが特徴です。新生児や乳児に多く見られる乳児型と、大人になってから頭、顔、耳にフケを伴った湿疹が生じる成人型があります。

原因としては皮脂と癜風菌(マラセチア)の感染が関与します。本人のストレスなど免疫機構も関係します。治療はステロイド外用剤、抗真菌薬などを用います。頭皮の洗い方なども含め生活指導をします。
*マラセチアは皮膚常在菌なので感染するものではありません。
*乳児期は自然とよくなります。成人型は治療をしても慢性に繰り返しやすい傾向があります。

皮膚腫瘍(できもの、しこり)

皮膚腫瘍は良性と悪性に大きく分けられます。皮膚表面の病変であれば、視診でおおよその診断は可能ですが、ダーモスコピー(電子拡大鏡)を用いてより詳細に所見をとります。しこりなど皮下の病変の場合は視診や触診だけでは情報量が少なく、診断のため画像検査を要することがあります。

良性腫瘍が疑われた際には、そのまま経過をみるか、手術で切除するか検討します。 一方の悪性腫瘍(皮膚がん)を疑う場合は、皮膚生検(病変皮膚の一部を切り取る組織検査)を行います。診断後悪性所見があり、当院で切除が難しい場合は、他院へ紹介することがあります。ほくろやしみなどと紛らわしい皮膚がん(悪性黒色腫など)もありますので、皮膚に気になる変化が生じましたら、早めにご相談ください。
*当院では、ほくろ、粉瘤、いぼなどの良性腫瘍の手術が可能です。
*当院で手術を希望されても、診察の結果により他院へ紹介する場合があります。
*当院には画像検査の設備はありません。検査が必要な場合病院へ紹介します。
*15歳以下の子供の手術は行っておりません。
*皮膚腫瘍の手術は金曜日の午後に完全予約制で行っています。
*当院で行う皮膚腫瘍の切除術はすべて保険の範囲で行います。

円形脱毛症

円形脱毛症のイメージ

1か所~数か所の脱毛が生じ、自然治癒するものから、頭全体に脱毛が広がったり全身の毛が抜けてしまうものまであります。原因は成長期にある毛包がリンパ球の攻撃を受けて壊されることで、毛包を標的にした自己免疫疾患と考えられます。何らかのストレスがかかった時に脱毛が始まる人もいますが、特に原因がはっきりしない場合もあります。小児から大人まで発症します。

脱毛が軽度であれば自然に治ることが多いですが、一部の患者様では進行し難治となるケースがあります。特に広い範囲(全頭型脱毛)にわたって長期に脱毛が続くと治療の反応が悪くなります。

治療法は、脱毛の期間と脱毛面積に応じて決めます。

  • ステロイドや塩化カルプロニウムなどの外用、グリチルリチンやセファランチンの内服
  • ステロイドの局注や内服

*当院では難治性脱毛に対し、光線療法(エキシマライト)、局所免疫療法(SADBE)を行っております。
*さらに難治例で、新しい治療薬(オルミエントやリットフーロのようなJAK阻害剤)の適応と考えられる場合は病院を紹介します。

多汗症

多汗症のイメージ

多汗症とは、日常生活で困るほど汗の量が多くなる病気です。ワキや手のひら、顔など、体の一部だけの多汗症と、全身の多汗症があります。

  • 本や書類に手汗がついて気になる
  • 大量の汗で臭いが気になる
  • 服の汗じみが気になる
  • 緊張で汗が止まらない

以上のような症状があれば、それぞれの生活習慣やお悩みに沿って治療法をご提案いたしますのでお気軽にご相談ください。

症状に応じて、子どもでも安全な治療法をご提案いたします。

塩化アルミニウム液(小学生以上)※自費治療

塩化アルミニウム液は1日1~2回、ワキや手、足など汗が気になる部位に塗るだけで発汗を抑制する働きがあります。小学生からお使いいただけます。

料金(税込)
20%塩化アルミニウム液 50㎖ ¥1,100

ワキの汗でお困りの方に

以下の薬は妊娠中、授乳中、緑内障、前立腺肥大症の方は使用できません。

エクロックゲル(12歳以上)

2020年に処方が開始された、保険で処方できる日本初のワキ汗多汗症の塗り薬です。1日1回、両脇への塗布で汗の量の改善効果が期待できます。12歳から処方可能です。
処方には診察が必要となります。

ラピフォートワイプ(9歳以上)

2022年に日本で2番目に保険適応となった、不織布に薬を染み込ませてあるウエットティッシュタイプの拭き取り式の外用薬です。毎日の使用を繰り返すことでワキ汗の量が減り、ワキ汗による日常生活のお悩みを減らすことが期待できます。

1日1回ワイプ1枚(1包)で両脇に塗布します。1回使いきりなので、衛生的に使用することができます。9歳から処方可能です。

ボトックス注射(15歳以上)

当院では、重度の原発性腋窩多汗症に対するボツリヌストキシン局注療法が可能です。

近年、ワキの多汗症の治療としてボトックス局注療法が保険適応となりました。
費用は保険適応で21,000円(3割負担の場合)です。そのほか通常の初診料や再診料が必要です。

1回の治療で効果は4~9か月ほど持続します(平均は半年程度です)。
ワキ汗の気になる方すべてに保険が適応するというわけではありませんので、初回診察時に診断基準を満たすか確認し、施術日を決定、ご予約いただきます。

手のひらの汗(手掌多汗症)でお困りの方に

以下の薬は妊娠中、授乳中、緑内障、前立腺肥大症の方は使用できません。

アポハイドローション(小学生以上)

2023年6月に処方が開始された、保険適応のある日本初の手掌多汗症の塗り薬です。1日1回就寝前に、適量を両手のひら全体に均等に塗り広げます。起床後は手を流水でよく洗ってください。対象年齢は6歳以上です。就寝中に薬のついた手で目や口などを触らないようご注意ください。

処方には診察が必要となります。

酒さ・赤ら顔

酒さは女性の顔面に生じることの多い慢性の炎症性疾患です。
顔の毛細血管拡張、赤ら顔、丘疹(ニキビのようなぶつぶつ)、ほてり、敏感肌などが主症状です。
確立された治療法に乏しく、ステロイド外用で発症、悪化することがあります(酒さ様皮膚炎、口囲皮膚炎)。

当院ではまず保険診療を行います。
適切なスキンケア指導の他、抗生剤内服、ロゼックスゲル外用を行っております。軽度例や小児では非ステロイドであるタクロリムス軟膏(プロトピック軟膏)やデルゴシチニブ軟膏(コレクチム軟膏)で速やかに改善することも多いです。酒さを湿疹として、漫然とステロイド外用を使用し悪化している場合もあるため注意が必要です。

治療には時間がかかるため、良くなっても途中で中断しないことが大切です。保険診療で難治の場合は自費診療であるIPL(ルメッカ)施術やイベルメクチンクリーム外用も行っております。
また、酒さでお悩みの方向けに開発された赤みカバー化粧品「グラファ スキンケアエマルジョンAZ」も取り扱っています。

診療内容

  • 一般皮膚科一般皮膚科
  • 小児皮膚科小児皮膚科
  • アレルギー科アレルギー科
  • 美容皮膚科美容皮膚科

医院概要

医 院 名
奏の杜すずらん皮膚科
所 在 地
千葉県習志野市奏の杜2-4-26
電  話
047-477-3311
(受付時間 11:00~13:00/15:30~17:30、土曜:10:00~12:00)
アクセス
JR津田沼駅南口徒歩8分
京成本線「谷津駅」南口より徒歩11分
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駐車場
駐車場 4台分有り
診療科目
一般皮膚科 小児皮膚科 アレルギー科 美容皮膚科
休 診 日
水曜日・土曜午後・日・祝日

※駐車場に関して
近隣店舗(特にピーターパン様、セブンイレブン様)の駐車場のご利用はお控えください。

診療
時間

10:00~
13:00
14:30~
17:30

… 院長と森田医師(女性)の2診体制
… 院長と安部医師(女性)の2診体制
… 手術、処置、美容施術などの予約診療のみ(外来受付なし)
… 診療時間は9:00-12:00。ネット順番受付のみ。平日と異なり直接来院による受付なし。

※午前午後ともに、診療時間の15分前に院内での受付を開始します。
【院内受付時間】
9:45~13:00(土曜:8:45~12:00)/14:15~17:30

※当日の診療の順番をインターネットで取ることができます。
【ネット順番受付時間】
午前の診療 7:00~12:30(土曜:7:00~11:30)
午後の診療 7:00~17:00

お問い合わせの際は、まずこちらの「よくある質問」をご確認ください。

よくある質問

TEL:0474773311

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